5%ルール大量保有報告書 Photosynth(4379)-フィデリティ投信
IPO銘柄は株式投資で儲かる確率が高く、リスクが少ないことで注目する個人投資家が多い。こうした中、12月に向けてIPOラッシュの時期となった、オフィスの入退室管理システム「akerun(アケルン)」を展開するPhotosynth上場は、ベンチャーキャピタルが数多く投資している企業として、EXIT案件としてPhotosynth初値が注目されていた。
入退室管理システムakerunのPhotosynthが上場
クラウド型 入退室管理システム導入社数1位、スマートロック導入社数1位、スマートロック利用者数1位と、業界トップ企業で株式市場からも投資家からも注目の成長企業とみられていた。
Photosynth初値は1,410円、公開価格1,500円を下回る
2021年11月5日、東証マザーズ市場へPhotosynth新規上場となった。Photosynth初値は1,410円で公開価格1,500円を6%下回り、ベンチャー企業として成長期待の一方で、現在は赤字会社なことが投資家から株買いを控える要因となった。
投資のプロ、投資信託が買う銘柄にPhotosynth
IPOラッシュが続く中、新規上場Photosynth株価は初値が公募価格を下回る低調なスタートとなった。しかし資産運用のプロ集団、投資信託の中でも運用資産が巨額で株式市場に影響が大きいフィデリティ投信が大量保有報告書を提出。
フィデリティ投信の大量保有報告書には、新規上場したばかりのPhotosynthへ投資したことが判明。発行済み株式数の9.99%、1,522,100株を大量取得した。
フィデリティ投信が投資先企業としてPhotosynth株式を大量保有していることがわかった。
令和3年11月22日受付
発行会社:Photosynth(4379)
提出者:フィデリティ投信株式会社
保有株券等の数:1,522,100
0%→9.99%
保有目的:顧客の財産を投資信託約款および投資一任契約等に基づき運用するために保有。しかしながら、当該保有証券の名義人は弊社ではなく、顧客の選択した銀行等(カストディアンバンク又は信託銀行等)になります。
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